『機動戦士ガンダム』とマクドナルドがコラボ

キャラクターとコラボレーション

「ガンダム チキンタツタ専用」登場
マクドナルド×ガンダムに見るキャラクターコラボの真髄

キャラクター戦略アドバイザー「ろばと でにろう」です

マクドナルドに「ガンダム チキンタツタ専用」が登場しました

(C)創通・サンライズ

チキンタツタ発売35周年を記念した今回のコラボでは、定番の「チキンタツタ」に加え、新商品「タルタル油淋鶏風チキンタツタ」「チーズチキンタツタ」など全6商品がガンダムの特別デザインパッケージで登場します
さらにサンライズ制作による完全新作アニメCMが放映されています

マクドナルドのコラボ戦略という歴史

キャラクターコラボという観点から見れば、マクドナルドは日本で最も長くそして巧みにコラボを展開してきたプレイヤーのひとつです

ハッピーセットでは1990年代にドラゴンボール、ディズニー、スヌーピー、バービーなどと積極的にコラボ
その後もポケモン、トミカ、プラレール、サンリオなど、時代ごとの人気IPと手を組み、子どもたちを魅了してきました
ポケモンのハッピーセットは今年2026年の夏にも実施が決定するなど、定番コラボとして毎年継続するほどの人気を誇っています

大人向けの商品との連動では、今回のガンダムのように「チキンタツタ」という期間限定メニューと掛け合わせることで、普段マクドナルドに足を運ばない層を店舗に呼び込む仕掛けとして機能しています

ターゲットは「かつての子どもたち」

今回の機動戦士ガンダムとのコラボが狙っているターゲット層は実に明確です

『機動戦士ガンダム』が初放送されたのは1979年
以来、リアルタイムで視聴した世代は現在40〜50代となり、社会の中核を担う消費力の高い大人たちです
彼らはチキンタツタが誕生した1991年頃の「マクドナルド黄金期」を知る世代でもあります
つまり「ガンダムへの郷愁」と「チキンタツタへの郷愁」を同時に刺激する、二重のノスタルジー訴求という戦略です

さらに近年のガンダムシリーズは新作アニメの公開や、静岡・横浜等の実物大ガンダム展示などで若い世代へのリーチも拡大しています
公式アプリ「Myマクドナルドリワード」限定の描き下ろし壁紙プレゼントなど、デジタル施策も組み合わせており、30〜50代の幅広い層を取り込む設計になってい

コラボされる側のガンダムにとってのメリット

キャラクター専門家として強調しておきたいのは、コラボはマクドナルドだけが恩恵を受けるわけではないということ

ガンダムのようなIPにとって、マクドナルドとのコラボには計り知れないメリットがあります

まず「接触機会の爆発的拡大」
マクドナルドとのコラボによって日本全国に約3,000店舗を持つマクドナルドに足を運んだすべての来店客がガンダムのパッケージやCMに触れることになります
普段ガンダムを意識していない層にも自然なかたちでリーチできる、これはどんな広告媒体にも代えがたい価値です

次に「プレミアム感の醸成」
コラボパッケージを目当てに久しぶりにマクドナルドへ行くファンが生まれます
そうした彼らがSNSに写真を投稿する、話題が広がる、とキャラクターの「生きている感」を演出する効果は絶大です

そして「世代継承」
親世代がガンダムファンであれば、子どもと一緒にマクドナルドを訪れることで、自然なかたちで次世代へキャラクターを引き継ぐ機会が生まれます

ハンバーガーとモビルスーツ
一見ミスマッチに見えるこの組み合わせこそが、最高のキャラクターコラボの形かもしれません

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